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2016年9月

『「水」について話しましょう』

 

この夏も猛暑が続きました。年々暑さが増しているようにも思われます。増して、この夏は4年に一度のオリンピック、水泳・体操と日本選手団の活躍があり、気温と共に応援にも熱が入り、違う意味でも熱い夏となりました。

暑いと欲しくなるのが「水」。人間は、成人の体重の約60%、小児は約80%が水分とされている為、水分を取らないと脱水になり電解質バランスがくずれ、具合が悪くなります。あっと、塩も取りましょう。また、よく言われる熱中症は、汗が蒸発するときに出ていくはずの熱が、外気温が体より高いと体内に籠って起こります。重症化すれば命にかかわります。身体より外を冷やして熱が発散できるようにする事が肝心です。その他、「水」は生活にも欠かせないものです。水がないとお米や野菜、花も育たず、毎日のお風呂にも入れず、ご飯も炊けず、非常に困ります。

夏の初め、関東の水不足が懸念され10%の取水制限がなされました。今回10%で済んだのですが、十数年前の帰省の際、水不足だった福岡空港のトイレを使用したあと横にあったバケツの汚水を柄杓ですくって流した事を思い出しました(あれは何%の取水制限だったのでしょうか…)。また、春先の事件で北海道で行方不明になった少年が一週間も生き延びる事ができたのは、自衛隊基地にあったきれいな水道水のお陰だったそうです。このように「水」は私達の生活に、生きるために大切なもの、欠かせないものです。また、以前「水」には不思議な力があると学んだ事があります。

数年前、身体拘束委員会の「言葉による拘束」の勉強会の中で「いい言葉をかけた水の結晶は美しく、悪い言葉をかけた水の結晶は汚い」という言葉と出会いました。調べると「水からの伝言」という本からの引用だとわかりました。これまで意識や言葉にはエネルギーがあると言われていましたが、それを目に見える形で示し、証明されたと評価されています。(ちなみに、一番美しい結晶を作った言葉は“愛、感謝”だそうです。)これが事実としたら、体重の6〜8割が水の人間にとって掛ける言葉、掛けられる言葉が愛に満ちたものか、怒りに満ちたものかでおおいに身体に関わってくると考えられます。しかし、この本に対しては「科学的根拠なし」の反論もあり一概に真実とは言い難いようですが、私は「美しい言葉かけによって人の中の水分が美しい結晶をつくる」という魔法を信じたいと思います。

地球は「水」の惑星、青の至宝です。何色にも染まり自在に形を変え、時に鏡となり滝となり命をも育む。蛇口をひねるとあたりまえのように使える「水」に『感謝』。そして何より今、すべての人の中の「水」に『感謝』。

 

2病棟師長  船津 栄